餌について



餌については、できるだけ「沈下性」の餌を使うことをお勧めし ます。というのも、水面で「浮上性」の餌を与えると、アフリカンシクリッドが空気を飲み込んでし まい、お腹に空気がたまってプカプカ水面に浮いたままの状態になってしまうことがあるからです。 この現象はフロントーサではよく見られます。フライエリー(アーリー)などマラウィ産では、そこ まではならないのかもしれませんが、少なくとも水面で餌を取ると、一時的に空気を吸い込み、吐き 出すのには苦労しています。 お勧めの餌ですが、2014年3月現在のものですと、キョーリンから出ている「 ランチュウベビーゴールド」がお勧めです。これはその名の通り金魚用の餌ですが、数少 ない「沈下性」の餌となっていて、アフリカンシクリッドの食いも非常に良いです。熱帯魚用ですと 、同メーカーの「シクリッドエクセル」というのがあります。こちらも同じく「沈下性」です。値段 的には「ランチュウベビーゴールド」よりも高くなりますので、特にこだわりがないのであれば、「 ランチュウベビーゴールド」で十分でしょう。

さて、もしシクリッドに「フレーク」を与えたい場合の話なのですが、フレークは基本的に水面に「 浮く」餌です。ですので、アフリカンシクリッドに与える場合は、浮かないようにして与えた方が良 いです。その方法を以下ご紹介しましょう。


用意する物: フレークフード(今回はテトラフィンを使用)、フィルムケース




1.まずテトラフィンを、フィルムケースに、魚に与えたいだけの量を入れます。




2.フィルムケースに入れたら、そこに水を1/3位入れます(写真では上部フィルターの排出口から入 れています)。




3.水を入れたら、フィルムケースを軽く振ります。これでフレークが水に馴染みます。




4.水槽に餌を入れます(写真では上部フィルターの排水口から入れています)。




こんな感じです。




フロントーサ・ブルーザンビア・カトト



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