お勧めの1匹!


スキアエノクロミス・フライエリー(通称:アーリー)

お勧めと言えばこの魚以外に居ないんじゃないでしょうか???笑

この魚の「さ」は言葉では語りつくせません。絵の具の「」で「これでもか!」というくらい、何度も何度も塗りつぶした色、あるいは「の中の」とでも表現すべきでしょうか。ペットショップなんかにふらっと入って、この魚が泳いでいる水槽を見たら、その瞬間、衝撃が走ると思います!それくらいに特化した魚です。また、それだけインパクトのある魚なので、数あるアフリカンシクリッドの中でも、この魚だけはアフリカン専門店ではない、普通の熱帯魚店にも大抵置いてあります。一般の熱帯魚店に置いてある個体は、ほとんどが東南アジア産の個体です。値段は幼魚でおよそ300円、10cmサイズでおよそ1000円です。

この魚の飼育のコツは、「体型を維持して育てる」ということです。というのも、この魚は、出来るだけ長細い体型の方が良いとされているからです。またあまり大きく成長するのもよくない感じがします。20cmにもなったフライエリーはあまり見たくありません。一生13cmくらいをキープしている方が良い感じがします。

一般的に、長細い云々の、「体型」を気にする場合、上記の一般熱帯魚店に置いてある東南アジア産よりも、アフリカン専門店に置いてある、ワイルドまたはドイツブリードの個体が良いと思います。上に添付してある写真の個体も、実は東南アジア産ですが、色は良いのですが、どうも頭でっかちで、体型はあまり良いとはいえませんでした。10cmのサイズで購入しましたが、業者の側で、10cmにするまでを急いだあまり、餌を短期間に大量に与えて、体高の高い体型にしてしまったのかもしれません。やはりそういった意味からも、この魚を飼うなら、東南アジア産の幼魚を購入して、餌を抑え気味にしてスリムな体型を維持しつつ育てるか、ワイルドまたはドイツブリードの個体を購入した方が良いのかと思います。

まああくまでこの魚は「お勧め」です。他にも魅力的なアフリカンは大量にいますから、この魚に限らず、自分で色々な種類の写真を見て、「これだ!」という1匹を購入するのが一番良いと思います。



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